CC Bootcamp - 基礎コース 13名が無事完走しました!

12/23/2025
Table of contents

去る12月2日にCC Bootcamp 基礎コース(Foundations)が無事終了しました。

コース修了後、3か月間のブートキャンプ(メインコース)に参加する受講生は、アセスメントテストに挑戦し、受講者全員が合格しました!(通常の合格率は約60〜70%)今回のコースは、複数の企業の方が参加されましたが、単にプログラミングスキルを習得するだけでなく、企業の垣根を越えて学び合う環境そのものが、大きな学びの場となったというご評価をいただいています。


コースの特徴

1. ペアプログラミングによるパワースキルの実践

毎日ペアが入れ替わるペアプログラミングを通じて、コードクリサリスが大切にしているパワースキル(コミュニケーション力/グロースマインドセット)を、座学ではなく実践の中で体得していただきます。単に「学ぶ・覚える」のではなく、日々の演習でペアと対話しながらスキルを使い合い、試行錯誤を重ねてプログラムを進めます。プログラミング言語はJavaScriptを使用しましたが、特定の言語に固執するのではなく、どの言語にも応用できる考え方や学習姿勢を身につけることを重視しています。

2. 答えを教えないインストラクター

インストラクターは直接的な答えを提示しません。問いを投げかけ、考えるプロセスを支援することで、自走できるエンジニアの基礎力を身につけていただきます。

3. AIに頼らないコーディング

コーディングの基礎理解と考える力を、確実に身につけていただく目的から、コーディング演習はAIに頼らず、自身でコードを作成します。

4. 課題は、受講生のレベルに応じて選択可能

ペアでドライバー/ナビゲーターの役割を交代しながら、互いのリード力・コーディング力を引き上げ合います (基礎レベルから“ナイトメア”レベルまで)。

ペアプログラミングで仲間から学ぶ
変化してゆく受講生のマインド

今回のコースは、複数の企業から参加いただいたこともあり、コース開始当初は緊張感が強く、コミュニケーションが生まれにくい場面も見られました。しかし、プログラムの意義を理解するにつれ、自主的に学び、手を挙げ、ペアと積極的に対話する姿勢が徐々に増えていきました。演習レベルが上がるにつれて、壁にぶつかることや、ペアとのスキル差に悩みながら「どうリードすべきか」を考える場面もありましたが、それを乗り越えることが大きな成長のきっかけとなったようです。

Demo Day:学びの集大成

このコースでは、身につけたスキルを活かし、Webページ、ソフトウェアツール、ゲームなどのソフトウェアを個人で開発していただきます。コース最終日は、当社オフィスに全員が集まり Demo Day(成果発表会) を実施しました。今回は、受講生の上司や人事担当、DX人材育成部門の皆さまにも参加いただきました。各自が発表したプロダクトは、粗削りながらも個性にあふれ、非常に見応えのある内容でした。発表を通じて、同僚同士の良い意味での競争心が芽生える様子も見られました。

Demo Dayにて成果発表
そしてメインコースへ

1月からはメインコースが始まります。メインコースには、基礎コースから継続参加される受講者に加え、新たに他社からエンジニアが参加します。フルスタックエンジニア、プロダクトマネージャー、プロダクトデザイナーを目指す受講生が集まり、3つのロールが合同で、より実践的で厳しいブートキャンプがスタートします。

3ヶ月のメインコースを終える4月のDemo Dayでは、さらに成長した受講生たちが、より完成度の高いプロダクトを発表してくれることでしょう。

コードクリサリスが目指しているのは、企業におけるの内製化チームの組織化と開発力の底上げです。ブートキャンプ修了後、受講生はそれぞれの組織に戻り、自走力のあるプロダクト開発者として活躍していくことが期待されます。


この研修で得た経験が、未来のリーダーへの確かな一歩となることを、私たちは心から願っています。

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