日本のIT業界はやばいと思う

10/4/2024
Table of contents

こんにちは、Kani(カニ)です。日本で2017年からソフトウェアエンジニアを養成する『コードクリサリス』というスクールを運営しています。実は今、日本のIT業界はやばいと思っています。

僕は日本を再び技術大国にしたいと思って、アメリカの大手IT企業で働いた後、シリコンバレーではデフォルトになっている開発手法などを教える学校を作りました。

ありがたいことに、これまで2,000人以上が受講してくれて、世界一の自動車メーカーや日本の5大シンクタンクの1社など、大手企業さんともお取引させていただいています。

画像
いわゆる卒業制作の発表会(デモデイ)の様子

7年目の今年、IT業界の方たちとの会話でとある最先端技術の話しになった時「うちにはそこまでできるエンジニアはいらない」という意見が出たんです。びっくりしました。世界規模の発想がないんですよね。

日本市場しか見えていない。GAFAMみたいな技術を生み出そうとしていない。だからずっとDXと言っている。DXが進んでいる国レベルになったとしても、そこが始まりなんですよ。やっとスタートに立てただけで、またそこから上に行く必要があるんです。でも、そこまで考えている企業さんは少ないのかな、と感じています。

画像
あるイベント時。元ソニーCEOの出井さんには
とてもかわいがっていただきました。
私(Kani)は右です

日本は農業やロボティクスなど世界をリードしているところがたくさんありますが、なんでITだけこうなんでしょう。

もう、そういう小さい発想、やめませんか?

厳しいかもしれませんが、日本はソフトウェアの力が非常に弱いと感じています。僕は本気で、日本が技術大国としてキラキラしていた時代を取り戻したいと思っています。ただそれはうちの会社だけでできることではありません。いろんな人や会社を巻き込んで、また日本の技術が世界を席巻する時代を作りたい。そう思っています。

共感してくださった方、ぜひメッセージください!
一緒に日本をもっとキラキラ、元気にしていきましょう!!!

 ブログ

全部
Interview header image

日本のITに物申す:『DX時代にふさわしい部下のマネジメント方法とは?』

今回は、弊社オフィスで開催したイベント「DX時代にふさわしい部下のマネジメント方法」に、経営コンサルタントのロッシェル・カップさんをお招きし、サーバントリーダーシップの重要性について語っていただきました。DX時代、デジタル人材の育成やモチベーション維持に苦しむ日本企業にとって、このリーダーシップスタイルが有効だとされています。部下の成長を支えながら自律的なチームを作るための実践的なアドバイスが満載で、参加者からも多くの質問が飛び交う充実した時間となりました。

Interview header image

アジャイルワークショップ:名古屋開催

アジャイル思考を組織に浸透させ、変化に柔軟に対応する力を身につけるための実践的な内容です。アンケートでは、約90%が社内でアジャイルを導入したいと回答し、全員がアジャイル思考を理解したとの結果になりました。

Interview header image

エンジニアの内製化がDX推進の鍵に?

内製化を成功させるための具体的なステップを紹介しています。特に、短期間でのフルスタックエンジニア育成が鍵となり、技術だけでなくリーダーシップやグロースマインドといったマインドセットも重要です。